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日建グループ初の合同転職説明会。</br>約70名の転職希望者が来場!

日建グループ初の合同転職説明会。
約70名の転職希望者が来場!

採用イベント開催リポート「日建グループ企業」転職説明会

2018年7月28日、クリーク・アンド・リバー社建築グループ主催による、「日建グループ企業」転職説明会が開催された。
対象職種は、若手および中堅の設計者、デザイナー、PM・CM、都市設計コンサルタント。本イベントの企画意図と、成果についてリポートする。

即戦力候補となる建築士の転職を支援

昨年7月28日に開催された「日建グループ企業」転職説明会は、日建グループ6社による、同グループ初の合同転職説明会である。定員50名を超える約100名のエントリーがあり、急きょ席数を増設。当日は約70名が参加し、説明会の会場は満員となった。

開会あいさつの後、日建設計の設計部門責任者、人事部門責任者が業務内容や人事制度などを説明。その後、グループ各社ごとに設けられたブースでの説明会に移った。さらに、希望者には担当役員や現場責任者との個別面談やグループ面談もセッティングされるなど、参加者はその日のうちに採用プロセスに進んだ。

本企画を主催した、弊社クリーク・アンド・リバー社(C&R社)建築事業部部長の日髙浩一は言う。

「主なターゲットは、30代前後のいわゆる若手建築・インテリア人材です。3カ月後の段階で、すでに複数名の内定が出ています」

ちなみに、本イベントの開催告知は弊誌のWeb版『アーキテクツマガジン』上で広報するとともに、転職サポート登録者(無料)に案内メールを送信。さらにフェイスブックなどのSNSにもイベント広告を配信している。

「すぐには転職を考えていなかった建築士が、偶然SNSで見かけた〝業界の雄〞の転職説明会を知って、興味本位で参加したケースもありました。これまで〝発掘〞が難しかった、優秀な人材との出会いの機会を演出できたと思っています」

 

今後も建築関連業界の採用イベントを継続

C&R社建築グループが「合同転職説明会」を開催したのは、本企画が3回目である。第1回目は、2017年3月4日に開催した「建築業界初!建築士のためのトップ企業5社による合同転職説明会」であった。

「弊誌の読者ならびに転職サポート登録者へのサービスの一環として企画、実施しました。一般的に30歳前後で一級建築士を取得する建築士が多いといわれていますが、すぐに独立して仕事ができる人はまれです。脂の乗った時期に、転職で自分の可能性を広げ、未来のキャリアに生かしていただけるような支援をしたいという思いがありました」

そんな第1回目は、業界の仕事を幅広く知ってもらうため、積水ハウス、竹中工務店、日建設計、野村不動産、山下PMCという各業界のトップクラス企業5社をアレンジした。

「メディアや風評による思い込みではなく、実際に各企業の責任者から話を聞くことで、企業と建築士の間にあるミスマッチを解消したかった」
結果、人気企業各社の吸引力もあり、多くの優秀な人材に参加いただいた。そして、第1回目に好評いただいた日建設計に働きかけ、同年1
1月25日には、第2回目として日建設計単独の転職説明会を開催する運びとなった。

意匠・構造・設備、BIM/プログラマー、ワークプレイスデザイン、建築マネジメントコンサルティング、建築コストマネジメントといった7職種を募集対象とし、厳選した30名の参加者を集めて説明会を実施。このイベントもほぼ合格点をいただくことができ、グループ初となる「日建グループ企業転職説明会」につながったというかたちだ。

「弊誌の読者および弊社に登録いただいている建築士からは、『次回開催予定の転職説明会イベントの内容を教えてほしい』、建築関連企業からも『当社の採用活動も支援してほしい』などといった問い合わせが相次いでいます。新たな転職イベントも現在鋭意企画しておりますので、ぜひご期待ください」

 

PROFILE

中谷憲一郎

私が担当している部門の主業務は、
主にコンストラクション・マネジメント(CM)、プロジェクト・マネジメント(PM)です。
また昨今、IoTに関連した新規事業開発も進めており、
それらの業務に対応できる優秀な人材の採用を検討していました。
当説明会では、私たちが求めている、即戦力として期待できる中堅・若手人材、複数名とお会いすることができ、
その後、面接などを進めた結果、PM職の方1名に内定をお出しし、IoT関連職の方1名と面談を進めています。
1~2名採用できればOKだと考えていましたので、満足できる結果だったといえるのではないでしょうか。

田坂雅則

C&R社主催の採用イベントに参加するのは3度目です。
今回は初の日建グループでの合同説明会でしたが、非常に多くの転職希望者にお集まりいただき、
控室でもスタッフ一同、熱気を感じて盛り上がりました。
私の部署での採用希望職種は、設計者、ワークプレイスデザイナー、BIM技術者の3つ。
質量ともに多くの方々とコンタクトすることができました。
ほぼ面接を終え、現在、BIM技術者1名、建築士2名に内定をお出ししています。
今後の要望としては、事前に参加者の属性情報をもう少し多くご提示いただきたいですね。
それが叶えば、マッチングの精度が高まり、その後の面接での対応もスムーズに進められると思います。

三沢里彩

今回の募集はインテリアデザイナーとBIM技術者の2職種で、合計で30名ほどの参加者とコンタクトできました。
その中から現在、プロジェクト・マネジメントもお願いできそうなインテリアデザイナーの方および、
アシスタントクラスのインテリアデザイナーの方と入社手続きを進めています。
もう1名、これはと思えるBIM技術者の方もいましたが、
当社よりも日建設計のほうにマッチすると判断し、内部でつないでいます。
これまで、様々な手段で採用活動を行ってきましたが、ニーズに合致する人材になかなか会えず苦労してきました。
本説明会をとおして2名を採用できそうですので、参加してよかったと思っています。

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